バセドウ病眼症・甲状腺眼症の治療とは、皮膚を切らずに、まぶたの裏から眼窩脂肪(がんかしぼう)を除去します。脂肪を除去することにより眼窩内圧が下がり、眼球突出が軽減させることが可能な施術となっております。
バセドウ病によって起こる症状にはさまざまなものがありますが、なかでも頭を悩ませている方が多い症状が眼球突出です。眼球突出によって、周囲から「目つきが変わった」と思われたりするなど、目元の変化がバセドウ病の方の大きな特徴となります。メイクでは眼球突出によるお顔の印象をカバーすることが難しいため、お悩みの方も多いのではないでしょうか。
そこで、バセドウ病眼症の治療では、まぶたの裏の余分な眼窩脂肪を除去することで眼球突出を軽減し、バセドウ病によるお顔の印象を改善することができます。
また、バセドウ病眼症による眼球突出治療は、皮膚を切開することはなく、下まぶたの裏側の粘膜の小さい穴からできるので、傷も残りません。施術は15分程度と短時間で行うことができるため、患者様の負担も大きくない施術といえるでしょう。
バセドウ病眼症によって眼球突出の症状が出ることもあります。
バセドウ病(甲状腺機能亢進症)とは、甲状腺ホルモンが過度に生産されてしまう病気です。甲状腺が肥大するため、首の腫れや動悸、指の震えや体重減少などのさまざまな症状が発生します。そのなかでも、バセドウ病に伴って発生する特有の眼症状が「バセドウ病眼症」です。
眼球突出が起きる理由は、眼球の周囲にある眼窩脂肪や外眼筋が炎症を起こすことで眼窩内の圧力が高まり、眼球が前方へと押し出されてしまうためです。眼球突出の正常値は10~15mm程度とされていますが、症状が強い方は30mm程度になる場合もあります。
また、眼窩脂肪や外眼筋の炎症は甲状腺ホルモンの分泌量とは関係がないため、バセドウ病が落ち着いた後も眼球突出の見た目に悩む方が多くいます。
このようなバセドウ病眼症に伴う眼球突出治療にも、眼窩脂肪除去は効果的です。バセドウ病自体の治療ではありませんが、余分な眼窩脂肪を除去することによって、バセドウ病眼症による眼球突出の悩みを軽減できる場合があります。
施術詳細 |
まぶたの裏の脂肪(眼窩脂肪)を除去することにより眼窩内圧が下がり、眼球突出を軽減させる施術です。 |
費用 |
両眼 270,910円(税込298,000円) |
副作用 |
下まぶたのむくみ・内出血が一時的に生じる場合があります。 |
当院のバセドウ病眼症・甲状腺眼症治療
当院のバセドウ病眼症・甲状腺眼症治療は、当院のバセドウ病眼症・甲状腺眼症の治療は、患者様のご希望をお伺いしながらお一人おひとりに適したご提案をさせていただきます。
当院のバセドウ病眼症・甲状腺眼症治療では、瞼の裏の余分な眼窩脂肪を除去することによって、気になる眼球突出を軽減させることが可能です。
眼球はロックウッド靭帯と呼ばれる強靭な結合組織によって保護されているのですが、加齢が原因でロックウッド靭帯が緩んでしまったことや、生まれつきの要因によって眼窩脂肪が突出する場合があります。
また、目の下の脂肪は内側・中央・外側の3つに区分できるのですが、各部分のバランスを考慮して脂肪を除去しなければなりません。当院では、しっかりとカウンセリングを行うことで患者様の状態を把握し、除去が必要な部位から適量の脂肪を抽出します。これによって皮膚が自然な形状に戻り、美しい仕上がりを実現することが可能になるのです。
バセドウ病眼症に伴う眼球突出治療には、眼窩脂肪除去がおすすめです。眼球突出は、眼球の周囲にある組織が炎症を起こしてしまうことで発生する症状ですが、バセドウ病が落ち着いた後も目の下のふくらみが改善せずに悩んでいる方もおられます。
眼球突出治療は、患者様の状態に応じて眼窩脂肪を取り除くことでクマやふくらみを軽減させるため、バセドウ病眼症に伴う眼球突出治療にも効果的といえるでしょう。
なお、バセドウ病眼症・甲状腺眼症の治療は、バセドウ病眼症による眼窩脂肪や筋肉の炎症などを治療するわけではなく、眼球突出による見た目を改善することを目的として行います。
バセドウ病眼症・甲状腺眼症の治療は、皮膚を切開することはなく、下まぶたの裏側の粘膜の小さい穴から余分な眼窩脂肪を取り除きます。この施術の大きな特徴は、お顔の表面には傷跡が残らない点になります。そのため、施術翌日からメイクをすることが可能となっており、施術後の腫れや内出血も少なくなっています。
また、バセドウ病眼症による目元のふくらみやクマを長年放置してしまうと、皮膚が伸びてしまうことでたるみやシワの原因にもなってしまいます。バセドウ病眼症による眼球突出治療を早期に行うことによって目元のハリが持続するため、将来的なたるみやシワの予防が期待できる点も魅力といえるでしょう。
はじめに、医師によるカウンセリング・診察をお受けいただきます。患者様のお悩みやご希望をお伺いし、施術方法を決定します。
当院では、施術前にマーキングを実施することで脂肪の状態を丁寧に確認し、精度の高い施術を心がけております。マーキングの際には目の下のふくらみの大きさやたるみの状態、脂肪の量や位置などを確認します。
施術前に麻酔を行います。
麻酔が効いていることを確認し、施術を開始します。結膜を数㎜切開し、内側・中央・外側の眼窩脂肪を適度に取り除いていきます。なお、施術時間は15~20分程度です。
施術後の経過や過ごし方についてご説明します。
注意事項
施術時間 |
15分程度 |
施術後の通院 |
必要ありません。 |
洗顔/入浴/化粧 |
翌日より可能です。 |
洗髪/シャワー |
当日より可能です。 |
腫れ |
まれにむくみが出る場合があります。※個人差があります。 |
内出血 |
個人差により内出血のため赤紫色になることがありますが、お化粧で隠せる程度で、約1~2週間で取れますのでご安心ください。 |
麻酔 |
局所麻酔と点眼麻酔を併用します。 |
その他 |
コンタクトレンズを着用されている方は、メガネのご用意をお願いします。 |
このページの監修医師
2003 年 | 千葉大学附属病院 勤務 |
2004 年 | 君津中央病院 勤務 |
2006 年 | 大手美容外科 入職 |
2010 年 | 大手美容外科 本院 外科部長 |
2012 年 | 大手スキンクリニック 本院 院長 |
2014 年 | 大手美容外科 本院 副院長 |
大手美容外科 池袋院 院長 | |
2016 年 | 東京形成美容外科 院長 |
東京形成美容外科の治療は、美容外科での経験が豊富な医師が担当します。
症例数178,696件(2006年4月~2024年11月)以上、60名以上の美容外科医の指導をするなど、美容医療に携わり19年目、東京都内の大手美容外科で10年以上院長として培ってきた知識と技術を、自信をもってご提供いたします。
当院はカウンセリング無料、完全個室となっておりますので、どうぞお気軽にご来院ください。
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