「カイリー・ジェンナー・チャレンジ」は小さなショットグラスなどを口に当てて空気を吸い込み、グラス内を真空状態にして唇に急激な刺激を与えて「アヒル口」に見せるという方法です。

結論、この方法は非常に危険ですのでやめましょう。唇がひどい腫れになってしまったり、口の周りが内出血してしまったり、中にはグラスが割れてしまって大きな怪我をした人もいたようです。

唇を腫れさせることは美しい唇になることではありませんので、このような唇整形の誤った知識は忘れてください。

憧れのセクシーな厚い唇を手に入れたいならば、このような危険な唇整形の方法に挑戦するのではなく、美容クリニックで受けることのできる安全な唇整形を試してみましょう。

手軽に唇を厚くするプチ整形なら「ヒアルロン酸注入」

手軽な唇整形の代表格といえば、「ヒアルロン酸注入」です。

ヒアルロン酸はもともと人の身体の成分に由来する自然な物質であるため、唇にヒアルロン酸の注入を行ってもアレルギー反応などが起こる危険性がなく、安全な施術です。

しかも、施術時間はたったの５分程度ですので、忙しい方なども安心してお試しいただくことができます。

唇に注入したヒアルロン酸の持ちが気になる方もいらっしゃるかと思いますが、個人差はあるものの、１年ほどの時間をかけてゆっくりと体内に吸収されていきます。

そのため効果を維持するならば、半年から１年ほどの期間で施術を継続することをおすすめします。なお、「ヒアルロン酸注入」の相場は３万円前後のため、唇整形の費用を抑えたい方にとっても魅力的な施術方法であるといえるでしょう。

半永久的な効果をもたらす唇整形を求めるなら「脂肪注入法」

プチ整形ではなく、半永久的に効果が持続するようなしっかりとした唇整形を行いたい方ならば、「脂肪注入法」がベストです。

患者様自身の脂肪を注入するため、この方法もアレルギーなどの心配はなく、安全に施術を受けることができます。

ふとももや上腕、お腹といった脂肪の多い部位から採取を行い、唇に注入していきます。ヒアルロン酸と違い、注入した脂肪は長い年月にわたって残るため、持続効果を期待することができ、最終的におよそ30%の脂肪が定着すると言われています。

ヒアルロン酸注入や脂肪注入法と併用したい「ラシャスリップス」

ヒアルロン酸注入や脂肪注入法と併用することで、さらに相乗効果が期待できるのが「ラシャスリップス」です。

「ラシャスリップス」は「塗るヒアルロン酸注射」とも呼ばれており、塗布してから10分程度でふっくらとしたみずみずしい唇となる効果を発揮しはじめ、最長で24時間の保湿を実現し、平均で２〜３ミリ唇の厚みをアップさせるとされています。

唇のボリュームアップを期待できるだけでなく、唇のくすみや、小じわといったお悩みも改善していくアンチエイジング効果ももたらすため、ヒアルロン酸注入や脂肪注入法を行った唇の厚みや美しさの維持に便利です。

なお、「ラシャスリップス」は医療機関でのみ販売されているドクターズコスメと呼ばれるリップトリートメントとなっているため、興味のある方は美容クリニックに問い合わせてみてください。

美容クリニックであれば、あなたの唇に合ったベストな施術方法を提案してもらえます。ぜひとも、理想のふっくらとした唇を手に入れてくださいね。