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掲載日:2026年7月5日
首やあごの下に集まった過剰な体脂肪は二重あごの原因になります。顔周辺の脂肪は全身と比べて代謝が落ちるといわれており、蓄積された脂肪は燃焼しにくい傾向があります。そのため、体重が減少しても二重あごに大きな変化が見られないことが多いです。
太っていない方の二重あごは、皮膚のたるみや筋力の低下、姿勢の悪さなどが原因になっていることがあります。代表的な原因は以下の6つです。
・皮膚のたるみ
加齢によって肌の弾力を維持するコラーゲンやエラスチンが減少すると、皮膚がたるみ、二重あごが目立ちやすくなります。脂肪が少ない場合、皮膚のたるみだけで二重あごができることもあります。加齢だけでなく紫外線によるダメージも皮膚の緩みを加速させるため、注意が必要です。
・姿勢の悪さ
デスクワークやスマートフォンの使用などにより前傾姿勢が続くと、首やあご周りの筋肉に負担がかかり、フェイスラインが崩れやすくなります。さらに、あごを引いた状態が続くことで、あご下のたるみが目立ち、二重あごにつながることがあります。
・舌の筋力の低下
話す機会が減ったり、柔らかい食べ物ばかりを食べたりする生活が続くと、舌の筋力が低下しやすくなります。舌の筋肉が弱まると、本来上あごに密着している舌が下あご側に落ちてしまい、あごの下の筋肉を緩ませます。この状態が続くと筋肉がたるみ、二重あごができるのです。
・顔のむくみ
血行やリンパの流れが悪くなり老廃物が体内にたまると、二重あごを目立たせるむくみにつながります。むくみの主な原因としては、塩分の取りすぎ、アルコールの摂取、睡眠不足、ホルモンバランスの乱れなどがあげられます。
・骨格
あごが小さい方や、あごの骨格が後退している方は、あご下にもたつきが出やすく、二重あごに見えやすい傾向があります。この場合、脂肪の量が少なくてもあごの下にもたつきができ、二重あごに見えてしまうことがあります。骨格に原因があるため、体脂肪を減らしても改善が難しいことが特徴です。
・食いしばり
歯を無意識に強くかみしめる食いしばりは、あごの筋肉を過剰に発達させます。発達が進んで肥大化した筋肉はあごの下にまで影響し、フェイスラインをぼやかす原因になります。また、食いしばりが続くことで筋肉の緊張状態が続くとむくみが生じ、二重あごがさらに顕著になりやすくなります。
リンパの流れを良くして老廃物の排出を促すむくみ取りマッサージは、二重あごの解消に効果的です。特に全身のリンパが集まるリンパ節をほぐすと、顔全体のむくみが取れるためフェイスラインがスッキリしやすくなります。手順は以下の通りです。
1. 手のひらを使い、耳の下から鎖骨に向かってなでるように滑らせる。
2. 耳の下を3秒押す。
3. 鎖骨のくぼみを、内側から外側に向かって3秒押す。
普段使う機会が少ない表情筋を意識的に使うことも二重あごの緩和に効果的です。舌を大きく動かすトレーニングは口周りや首、あごの筋肉を幅広く刺激するため、二重あごの予防に重要な筋力の維持や向上につながります。以下の流れでトレーニングをしてみましょう。
1. リラックスして口を閉じ、舌を歯の外側に当てる。
2. 歯に沿って舌を時計回りに10回大きく回す。
3. 同様に、反時計回りに10回回す。
4. 上記を1セットとして、1日に数セット繰り返す。
猫背や首が前に突き出た姿勢が続くと、フェイスラインが崩れ、二重あごの原因になります。二重あごを未然に防ぐためには、あごを軽く引いて背筋を真っすぐ伸ばした姿勢が大切です。デスクワークが続いたりスマートフォンを長時間見たりする場合は、1時間に1回を目安に首や肩を正しい位置に戻す意識をしましょう。
あごや口周りの筋肉の衰えを防ぐためには、食べ物をよく噛むことが大切です。特に、柔らかい食べ物はあまり噛まずに飲み込んでしまいがちです。噛む回数を意識して増やすことで、あご周りの筋肉を使う習慣につながります。
フェイスラインのもたつきを際立たせるむくみは、味付けの濃い食品を控え、カリウムが豊富な野菜や果物を取り入れることで軽減が期待できます。バナナ、ほうれん草、ブロッコリーなどの食材はカリウムを多く含んでおり、むくみの原因となる水分の排出を助ける役割があります。
また、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動もむくみの改善に期待できます。日常に取り入れることで、むくみの改善だけでなくあご周りの脂肪対策にもつながります。