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サブシジョンとは、主に深いニキビ跡やクレーター状の凹みを改善するための施術です。皮膚の下にある組織を特殊な針やカニューレで切断し、凹んだ部分を上に持ち上げることで、皮膚表面の凹凸を減らして滑らかな肌へと導きます。特に「ローリング型」と呼ばれる凹凸が目立つタイプのニキビ跡に適しています。
施術詳細 |
クレーター・ニキビ跡の凹みにアプローチする治療 |
費用 |
ポイント(1㎝四方) 8,910円 (税込9,800円) |
副作用 |
個人差はありますが、施術後 腫れや内出血、赤みなどがでることがあります。 |
当院のサブシジョンは痛みや内出血をしっかり抑えながら、安全かつ効果的な治療を提供いたします。
ニキビ跡やクレーターは、炎症を起こしたニキビが治る際に肌の奥(真皮層や皮下組織)が傷つくことで生じます。傷ついた部分の皮膚は、コラーゲンが減少したり、傷跡(瘢痕組織)が固まって癒着したりすることで、内側に引っ張られて凹んでしまいます。
サブシジョンはこうしたクレーター状のニキビ跡に対してアプローチすることが可能です。特殊な針を皮膚の下に挿入することで、硬くなった傷跡とその下の組織との癒着を切り離します。これにより皮膚が持ち上がり、クレーターの深さが浅くなるのです。
なお、サブシジョンはレーザー治療やダーマペンなどの治療と組み合わせることで相乗効果が得られるとされています。
ニキビ跡には主に3つのタイプがあり、それぞれ特徴が異なります。
①アイスピック型:小さくて深い点状の凹み
②ボックスカー型:底が平らで縁がはっきりした四角い凹み
③ローリング型:皮下の硬くなった組織に引っ張られることでできる、広範囲で滑らかな凹み
サブシジョンは、これらの中でも特に「ローリング型」のニキビ跡に効果的です。ローリング型の特徴である、皮下の硬くなった組織を切り離すことで凹みが改善され、肌の表面が滑らかになります。
また、サブシジョンは水ぼうそうや外傷による凹み傷の治療にも適用されます。これらの凹みもまた、皮下組織の線維化や癒着が原因で生じるため、サブシジョンによって組織を切り離し、皮膚を滑らかにすることが可能です。
サブシジョン治療において、CO2レーザーやヒアルロン酸の併用は治療効果を高める有効な方法です。
まずCO2レーザーで皮膚表面の凹凸を滑らかにし、サブシジョンで皮下の癒着を解消します。その後にヒアルロン酸を注入して、凹み部分を物理的に持ち上げると同時に再癒着を防止します。
ヒアルロン酸は約半年で体内に吸収されますが、その間に自身の組織が形成されるため、サブシジョン治療の効果も持続しやすくなるのです。
特に深いクレーター状のニキビ跡では、ヒアルロン酸の併用は効果が分かりやすいため、しっかりと治したいという患者様からよく選ばれています。
サブシジョンの副作用・リスク・ダウンタイムについて
サブシジョンの施術後のダウンタイムには、腫れや内出血、赤みなどがあります。 内出血はお化粧で隠せる程度のため、日常生活への影響は少ないでしょう。
腫れ:1〜2日程度
内出血:1〜2週間程度
赤み:2~3日程度
サブシジョンの術後の痛みについて
サブシジョンは麻酔が切れた後、鈍い痛みを感じることがありますが、通常は数時間で和らぎます。痛みが続く場合は、すぐに相談してください。
サブシジョンの術後の過ごし方
サブシジョンの施術後は、特別なケアは必要ありません。いつも通りの生活を送っていただけます。ただし、施術当日は下記を避けてお過ごしください。
・日焼け
・激しい運動や飲酒
・熱いお風呂やサウ
・施術部位のマッサージや強い刺激
他施術との比較
サブシジョンと比較される施術にダーマペンがあります。どちらもニキビ跡の改善を目的とした施術ですが、治療のアプローチや適応する肌悩みが異なります。それぞれの特徴については以下をご確認ください。
<サブシジョン>
・特殊な針を用いて皮下の癒着した組織を切り離す
・皮膚の引きつれを改善し、凹みを目立たなくする
・皮下組織の癒着が原因の「ローリング型」ニキビ跡に適応
・水ぼうそう跡や傷跡の凹みにも対応可能
<ダーマペン>
・微細な針で皮膚表面に小さな穴を開け、創傷治癒を促進す
・コラーゲン生成を活性化し、肌のハリや質感を改善する
・小じわや浅いニキビ跡、毛穴の開きに適応
・サブシジョン後に施術することで、より滑らかな仕上がりが期待できる
サブシジョンとダーマペンは併用が可能で、より高い効果が期待できます。「どちらの施術が適しているか」または「併用するのが良いのか」は、患者様のお肌の状態やニキビ跡の種類によって異なるため、慎重に判断させていただきます。
はじめに患者様のお悩みやご希望を詳しくお伺いします。その後、医師が皮膚の状態を診察し、サブシジョンが適切な治療法であるかを判断します。この際、施術部位や範囲、必要な回数なども説明いたします。
施術部位の清潔を保つため、メイクをされている方にはメイク落としと洗顔をお願いしています。当院では、専用のメイク落としや洗顔料をご用意しておりますのでご安心ください。
施術中の痛みを軽減するため、局所麻酔を施します。麻酔方法や詳細については、診察時に医師からご説明します。
麻酔が効いたことを確認した後、特殊な針を使用して皮下の癒着している組織を切り離します。施術時間は部位や範囲によりますが、通常30分から1時間程度です。
2003 年 | 千葉大学附属病院 勤務 |
2004 年 | 君津中央病院 勤務 |
2006 年 | 大手美容外科 入職 |
2010 年 | 大手美容外科 本院 外科部長 |
2012 年 | 大手スキンクリニック 本院 院長 |
2014 年 | 大手美容外科 本院 副院長 |
大手美容外科 池袋院 院長 | |
2016 年 | 東京形成美容外科 院長 |