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多汗症ボトックスとは、ボツリヌストキシン(ボトックス)を気になる部位に注射することで、多汗症やワキガを改善する効果が見込まれる治療です。注射するだけの治療であるため、施術時間が5分程度と短く、比較的手軽にお受けいただけます。
ボツリヌス菌から抽出されるタンパク質のことを「ボツリヌストキシン」と呼び、このボツリヌストキシンを用いた製品のことを「ボトックス」と呼びます。ボトックス治療には、シワやエラ張りの改善など、多汗症・ワキガ治療以外にも様々な効果が見込まれます。
ボトックスには、筋肉をリラックスさせる働きや、神経の働きを弱める効果があります。この筋肉をリラックスさせる働きで、シワやエラの筋肉をゆるめ、シワを目立たなくしたり、エラ張りを改善して小顔にしたりする効果が期待できます。
また、神経の働きを弱める効果もあるため、脳から出る「汗をかけ」という伝令を伝わりにくくし、汗の量を抑え、多汗症やワキガを抑制する効果が見込まれます。
手術をしたくない人に人気の多汗症、ワキガ治療が『ボツリヌストキシン・ボトックス治療』です。
ボツリヌストキシン・ボトックス治療は注射だけで終わるので、治療時間は5分くらいです。とても簡単な治療なので、ワキガの方もまずはボトックス治療から始める方も多いです。
施術詳細 |
ボトックス・ボツリヌストキシン注射で汗の量を抑えます。 |
費用 |
ボツリヌストキシン 1回 両側 15,000円 (税込16,500円)~ |
副作用 |
一時的に内出血、むくみがでます。 |
当院の多汗症ボトックスの施術は、患者様に適した薬剤を使用し、痛みに配慮した上で行います。
分単位で終わる安全なワキガ、多汗症治療
脳が「暑い」や「緊張している」と感じると、汗をかくよう指令を出し、汗腺が刺激されて汗が分泌されます。
ボツリヌス療法により、汗を出す神経からの信号が遮断されることで、発汗を抑えることができます。
ボトックス注射が脇汗やワキガに効果を期待できるのは、ボトックスに神経の働きを抑える効果があるからです。人の皮膚には、「エクリン汗腺」と「アポクリン汗腺」と呼ばれる2種類の汗腺が存在しますが、それぞれの汗腺から出る汗には、異なる特徴があります。
エクリン汗腺:エクリン汗腺は全身に存在する汗腺で、サラッとしていて臭いが少ないのが特徴です。神経伝達物質の「アセチルコリン」が作用し、汗が出ます。汗の量は多めです。
アポクリン汗腺:アポクリン汗腺は、主に脇・陰部・肛門・乳輪などに存在し、粘り気のある汗を出します。タンパク質やアンモニア、脂質などが含まれており、皮膚の常在菌によって分解されるなどして、ワキガの臭いが発生します。汗の量は少なめです。
ボトックスは、エクリン汗腺の神経伝達物質「アセチルコリン」の働きを弱め、汗を抑制します。エクリン腺からは、もともと汗が多く出ますが、その汗の量を抑えることで、多汗症に効果が見込まれます。
また、ワキガはこれら2種類の汗腺から出る汗、皮膚表面の脂肪、空気中の雑菌などが混じり合うことで生じますが、エクリン汗腺から出る汗の量を抑えることで、ワキガの臭いの発生を抑える効果が期待できます。
ワキ汗の仕組みですが、人の皮膚ではワキ汗を分泌するところが、大きく分けてアポクリン汗腺・エクリン汗腺の2種類あります。
ボトックス・ボツリヌストキシンはエクリン汗腺における神経伝達物質:アセチルコリンを抑制して、汗を抑えます。
注射してから3〜4日くらいで効果が出始めます。ボトックスの効果は個人差はありますが、6ヶ月〜1年くらいです。
1位アポクリン汗腺
2位汗が皮膚表面の雑菌で分解される
3位ワキの湿度が高くて菌が繁殖
基本的にはこれらが組み合わさってワキガとなります。
一般的にボトックスはワキ多汗症における治療で有名です。
ワキガの原因は、アポクリン汗腺から出る汗、皮脂が皮膚表面の雑菌に分解されて『ワキガ』の臭いが出ます。雑菌は湿度が高い状況下になると、非常に繁殖しやすくなります。
ボトックスはアポクリン汗腺を抑制するわけではなく、汗の量を強力に抑え、湿潤状況を作らないことにより、ワキガも抑えることができます。
今、ボトックス使用と書いていても、実際は韓国製の製剤を注射するというクリニックの話を非常によく聞きます。韓国製も効果が良いですが、当院では、アラガン社製のボトックス、韓国製の製剤の両方をご用意しています。いずれかを使うかはご相談して決めていくのでご安心ください。
当院の多汗症ボトックスの施術では、患者様ができるだけ痛みを感じないよう、工夫して施術を行なっております。多汗症ボトックスは、麻酔なしでも受けていただけますが、痛みに弱い患者様には、麻酔をおすすめしております。
当院では、表面麻酔(有料)とリラックスガス麻酔(有料)をご用意しており、麻酔が効くまでしっかりと時間をとってから、施術を行います。麻酔の効果が現れるまでには、ある程度の時間が必要ですが、当院では痛みを緩和するために「待つこと」を徹底しております。そのため、患者様が施術中に痛いと感じることはほとんどなく、安心して施術をお受けいただけます。
徹底した痛み対策
ワキガ、多汗症ボツリヌストキシン・ボトックスの麻酔
麻酔無しで行うかたも多いですが、ご不安な方には麻酔をおすすめします。ワキに表面麻酔を塗布し、確実に効果が出るのを待ちます。表面麻酔では待つことが非常に重要で、当院は待つということを徹底しています。表面麻酔が効くのと同時にリラックスガス麻酔を併用します。
多汗症・ワキガの状態を確認します。
ご希望に応じて麻酔を使用します。
ワキ汗が出ている部位をまんべんなく皮内注射していきます。当院で使用する針は、極細の針で、痛みを極力抑えます。所要時間は約5分です。
施術時間 |
5分程度 |
施術後の通院 |
必要ありません。 |
洗顔/入浴/化粧 |
当日より可能です。 |
洗髪/シャワー |
当日より可能です。 |
腫れ |
ほとんどありません。※個人差があります。 |
内出血 |
個人差によりまれに点状の内出血が出る場合がありますが、お化粧で隠せる程度で、約1~2週間で取れますのでご安心ください。 |
麻酔 |
ご希望の方には塗る麻酔・笑気麻酔などのご用意があります。 |
施術後の過ごし方 |
※数日は以下の項目は避けてください。 |
お受けできない方 |
妊娠中・授乳中の方。施術後3ヶ月間避妊ができない方。 |
2003 年 | 千葉大学附属病院 勤務 |
2004 年 | 君津中央病院 勤務 |
2006 年 | 大手美容外科 入職 |
2010 年 | 大手美容外科 本院 外科部長 |
2012 年 | 大手スキンクリニック 本院 院長 |
2014 年 | 大手美容外科 本院 副院長 |
大手美容外科 池袋院 院長 | |
2016 年 | 東京形成美容外科 院長 |